便秘の種類
便秘の種類
便秘は、急性便秘と慢性便秘に分けることが出来ます。
急性便秘には次のようなものがあります。
【一過性純性便秘】
旅行や就職、引っこしなどによる環境の変化、ちょっとしたストレスや
飲食物の変化、ダイエットなどのために一時的な便秘になるものです。
環境に慣れたり、原因になっていたものが除かれれば治ります。
【症候性便秘】
腸閉塞、腸捻転などの病気などが原因でおこります。
激しい腹痛や吐きけ、嘔吐を伴うことが多く、大至急、受診、治療が
必要です。
慢性便秘には、次のようなものがあります。
【結腸性便秘】(弛緩性便秘)
大腸がダランとゆるんで働きが鈍っているためにおこる便秘です。
老人や結腸が下垂している人がかかりやすくなります。
【直腸性便秘】
便意は便が直腸にたまると感じるのがふつうですが、胃・結腸反射が
鈍くなると、直腸に便がたまっても便意を感じにくくなり、
腸のぜん動運動もおこらないので、便は直腸にたまったままになります。
結腸性便秘と同時におこる場合もあります。
【痙攣性便秘】
過敏性腸症候群という病気の一種で、腸のぜん動運動が強すぎて腸が
痙攣をおこすため・便が通過しにくくなっておこる便秘で、
精神的ストレスが大きな原因だといわれています。
多くの場合、腹痛を伴います。
腹痛は、食後すぐおこることが多く、腹痛とともに強い便意を催しますが、
スッキリと出きらず、残便感がつきまとい、トイレに頻繁に行くような
ことになります。
このように精神的ストレスによって異常に機能亢進し痙攣をおこした
大腸が、一転して今度はぜん動運動を異常に高め、水分を十分に
吸収しないで便をどんどん通過させると下痢をおこします。
【症候性便秘】
腸ガン、腸のポリープなどのために腸管が狭くなって便秘をおこしたり、
腫瘍が腸を圧迫したり、他の臓器の病気などによっておこる便秘です。