便秘に伴う悪影響
便秘に伴う悪影響
便は、私たちが口から食べたものの最終的なものです。
便を体内に留めておいても、体には何のメリットもありません。
逆に、さまざまなデメリットを発生します。
便の中には腸内で発生した有毒物が含まれているからです。
便とは、単なる食物のカスではなく、すぐれた吸着作用をもっていて、
その有毒物を吸着して体外に出す重要な働きもしています。
腸の中で長い間、出るに出られず留まっている便は、高濃度の毒物を
結果的に含むことになります。
この毒物が大腸ガンの原因にもなりますし、腸から体内に吸収されて、
さまざまな悪影響を及ぼします。
次に、便秘による主な悪影響を確認しましょう。
【腹痛 おなら】
腸の中にガスがたまると、腹痛がしたり、お腹が張ったりします。
便がたまっただけでは、ふつう腹痛はおこりません。
ガスは、食事やおしゃべりのときに口から吸い込んだ空気が一番多く、
食物の腸内発酵や腸内細菌の作用によって発生するガスもあります。
早食いの人、おしゃべりな人は、それだけ口からたくさんの空気を
吸いこむので、ガスも多くなります。
また、ストレスの多い人もガスが増えます。
このガスは、おならとして外に出ていきますが、出ないで腸にたまって
いるガスもあります。
出るべきガスが出ないと、腹痛がおこり、おなかが張り、大変苦しい
ものです。
この出ないガスを出すためには、食物繊維をたくさん採取することです。
繊維を多くとれば腸内細薗が繊維を分解して炭酸ガスを作ります。
この炭酸ガスが腸壁を刺激して腸を動かし、出ないガスを引き出してくれます。
そして、腹痛を治してくれます。繊維をとるとますますガスがたまるから
とってはいけないという人がいますが、これは誤った認識です。
繊維にはガスを引き出す作用があります。また、腸を刺激して腸の動きを
よくするので、便も出やすくなります。
なお、外にどんどん出るガスは、においませんが、便秘して腸内に
とじこめられていたガスは臭いおならになって出ていきます。
また、肉食過多の人のおならも、臭いものです。
【肩こり】
肩こりと便秘の因果関係は不明ですが、便秘の人には肩こりが多くみられます。
便秘をすると自律神経の働きが低下するので、肩がこりやすくなると
考えられていますが、ほかに運動不足やストレス、肥満なども便秘の要因と
考えられています。
【皮膚のトラブル】
にきびや吹出物、肌あれといった皮膚のトラブルは、便秘につきものです。
「皮膚は内臓の鏡」といわれます。
便秘によって腸管内にたまった有害物質の影響をうけて皮膚は敏感に反応します。